三浦友和さんと山口百恵さんは、1974年の映画『伊豆の踊子』で初めて共演しました。この共演がきっかけとなり、二人は「ゴールデンコンビ」と呼ばれ、多くの作品で共演を果たしました。1979年10月20日、大阪厚生年金会館で行われたリサイタルにて、山口百恵さんが「好きなの」と三浦友和さんへの愛を公然と宣言しました。これにより、世間は大いに驚かされました。

その後、1980年3月7日に婚約発表が行われ、同年10月5日に日本武道館でファイナルコンサートを開催し、山口百恵さんは芸能界を引退しました。

三浦友和さんと山口百恵さんの夫婦生活は、世間から高く評価されています。彼らは三浦さんの両親と同居し、山口さんは献身的に介護を行いました。三浦さんは妻に感謝の気持ちを忘れず、家庭を守り続けてきました。この姿勢が評価され、明治安田生命が毎年公表している「理想の夫婦ランキング」で連続1位を獲得しています。

二人の息子たちも芸能界で活躍しています。長男の三浦祐太郎さんは、シンガーソングライターとして活動しており、次男の三浦貴大さんは俳優として多くの作品に出演しています。祐太郎さんは山口百恵さんのヒット曲のカバーアルバムを発表し、次第に両親の名声を受け入れるようになりました。貴大さんは日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、ドラマや映画で順調にキャリアを積んでいます。

三浦友和さんと山口百恵さんの夫婦の絆は、多くの人々にとって理想の形であり、その姿勢は今もなお語り継がれています。