「平成の怪物」の異名を持ち、日米で活躍した元プロ野球選手の松坂大輔。輝かしい成績の裏で、度々報じられるのが妻・柴田倫世との離婚危機だ。結婚当初から「格差婚」と囁かれ、2018年には週刊誌に別居報道も。あれから数年、二人の関係は一体どうなっているのか?
2004年、人気キャスターだった柴田倫世と結婚した松坂。爽やかなルックスとスター性で世間を魅了した松坂だが、一方で「亭主関白」な一面も度々報じられてきた。結婚当初は、柴田が仕事をセーブし、献身的に松坂を支える姿が目立った。しかし、2015年に松坂が日本球界に復帰し、福岡ソフトバンクホークスに入団すると状況は一変する。
慣れない環境での生活、そして度重なる怪我に苦しむ松坂。そのプレッシャーからか、家族との時間よりも、野球仲間との時間を優先するようになったという。一方の柴田は、慣れない土地で慣れない育児に奮闘する日々。すれ違い生活が続いた結果、2018年には別居報道にまで発展したのだ。
世間では「やっぱり格差婚は無理だったか…」という声が囁かれた。しかし、離婚には至らなかった二人。その裏には、子供たちの存在が大きかったと言われている。
「子供たちのためにも、両親として協力していく」
別居報道後、公の場に姿を見せた松坂は、報道陣からの質問に対し、言葉を濁しながらも、家族への想いを口にした。
「松坂さんは、子供たちの前では本当に優しい父親なんです。キャッチボールをしたり、一緒に遊園地に行ったり…。子供たちもパパが大好きなんですよ。」
そう語るのは、松坂家を知る関係者。
「柴田さんも、松坂さんのことを『子供たちの父親としては尊敬している』と話していました。
たとえ夫婦としてうまくいかなくても、子供たちにとって最善の道を選ぼうとしているのではないでしょうか。」
現在も、離婚の噂が絶えない松坂と柴田。しかし、二人にとって一番大切なのは「家族」であることに変わりはないようだ。子供たちの成長を見守りながら、家族としての一歩を踏み出そうとしているのかもしれない。