80年代を代表するアイドル同士、田原俊彦と中山美穂。共に絶大な人気を誇り、歌番組やドラマでの共演も多かった二人は、当時から熱愛の噂が絶えなかった。そして近年、田原自身の口から語られた、二人の関係を物語る驚きのエピソードがファンの間で再び話題となっている。
「何度も家まで送り迎えに行ったよ。やっぱり心配だからね。」
あるテレビ番組に出演した田原は、当時のことを振り返りながら、そう語った。人気絶頂のアイドル同士、周囲の目は常に厳しかった。週刊誌の記者に追いかけられることも日常茶飯事で、特に人気女優へと駆け上がっていく中山を心配する気持ちは強かったという。
「あの頃は携帯電話もなかったから、マネージャーを通して連絡を取り合って、仕事の後に待ち合わせをしてね。疲れているだろうに、いつも笑顔で『俊ちゃん、ありがとう』って言ってくれてさ。」
そう懐かしそうに語る田原の表情は、まるで昨日のことのように鮮明に当時の記憶を蘇らせているようだった。スタジオからは驚きの声が上がり、MCからは「やっぱり特別な関係だったんですね?」とツッコミが入る場面も。しかし、田原は照れくさそうに笑いながら、「まぁね、友達以上恋人未満ってやつかな」と当時を匂わせる発言をしつつも、明確な回答を避けた。
このエピソードが報じられると、SNS上では「やっぱり二人は付き合ってたんだ!」「美穂ちゃんが羨ましい」「青春時代を思い出す」と、当時のファンを中心に大きな反響を呼んだ。
現在、田原は2001年に結婚し、二人の娘の父親として、また歌手として精力的に活動している。一方の中山も、1995年に作家・辻仁成と結婚し息子をもうけるも、2002年に離婚。
その後、2014年に俳優の伊勢谷友介と再婚するも2020年に離婚を発表している。
二人の関係は今となっては知る由もないが、田原が赤裸々に語ったエピソードは、二人の間に特別な絆があったことを物語っている。そして、それは多くのファンにとって、今も色褪せることのない青春の1ページとして記憶されているに違いない。