女優の吉岡里帆が「おおさかシネマフェスティバル2023」の授賞式に出席し、映画「ハケンアニメ!」で主演女優賞に輝いた際、司会の浜村淳から出身高校について問われ、「高校バラしちゃうんですか!?」と驚く場面がありました。
嵯峨野高校は偏差値61~72とされ、京都府内の公立の中でも上位に位置する進学校で、毎年多くの生徒を京都大学に送り出しています。吉岡はこの学校を卒業後、京都橘大学に進学していますが、これは同大学に「書道コース」があるためでした。彼女は子供の頃から書道家を目指しており、その志を貫くために橘大学を選択したのです。
しかし、大学1年の時に友人の誘いで小劇場の舞台に立ち、そこで芸能界の道を選ぶ決断をしました。この思い切った決断がなければ、彼女は美人すぎる書道家として活動していたかもしれません。
浜村から出身高校をバラされる一幕があった吉岡ですが、普段のテキパキとした受け答えや聡明な振る舞いから、彼女が超難関校出身であったことも納得できます。これまで出身校を明かさずに活動してきた彼女の株は、この出来事で一段と上がったことは間違いありません。
吉岡里帆の書道家から女優への転身秘話広告
女優として輝かしいキャリアを持つ吉岡里帆さん。しかし、彼女がかつて目指していた道は書道家でした。彼女がどのようにして書道家から女優へと転身し、その過程でどのような経験を積んだのか、その詳細を掘り下げてみましょう。
書道への情熱
吉岡里帆さんは幼少期から書道に深い興味を持ち、書道家を目指して嵯峨野高校を卒業後、京都橘大学の書道コースに進学しました。彼女は書道における技術を磨くため、毎日数時間にわたって筆を握り、作品に向き合っていました。大学の講義だけでなく、自宅でも練習を重ねる彼女の姿勢は、真剣そのものでした。
吉岡さんの書道の作品は、同大学の展示会でも高い評価を受け、彼女自身も将来の展望に胸を膨らませていました。彼女の作品は繊細でありながら力強さを持ち、多くの観客を魅了しました。その作品は、彼女の内面の豊かさと感性の鋭さを如実に物語っていました。
演劇との出会い
そんな中、大学1年のある日、友人から小劇場の舞台に誘われた吉岡さん。初めは興味本位で参加した彼女でしたが、舞台上での演技に強く惹かれました。演劇の世界に足を踏み入れることで、彼女の内なる情熱が新たな形で目覚めたのです。
舞台上での彼女の表現力と存在感は、その場にいた多くの人々を驚かせました。観客からの反応に感激し、彼女は「もっとこの世界で自分を試したい」という強い思いを抱くようになりました。そして、この経験が、彼女が芸能界を目指す決断をするきっかけとなりました。