辻希美と加護亜依は、モーニング娘の黄金時代を支えた4期生として一世を風靡しました。その後、ミニモニやW(ダブルユー)などのユニットで大活躍しましたが、2006年に加護が喫煙スキャンダルで謹慎処分を受け、翌年には事務所との契約も解除されました。
辻と加護は当初、仲が良く、いつも一緒にいることが多かったと言われています。しかし、ある時、辻が加護から「仕事がなくて暇だから太るんだよ」と言われ、ショックを受けたことが原因で二人の関係は険悪になりました。この出来事がきっかけで、後に共演NGとなったのです。
2019年3月30日、千葉の幕張メッセで開催されたハロプロのイベントで、ダブルユーが再共演を果たしました。オープニングで「ロボキッス」を熱唱した二人は、お決まりの挨拶を披露し、会場からは割れんばかりの大歓声が響きました。この日の共演は、ただの伝説的ユニットの復活劇というだけではなく、長い間続いていた溝を埋める大きな一歩でもありました。
しかし、この再共演後も、二人の関係が元に戻ることはありませんでした。加護は、再共演の際に「私たちのタイムリミットは30歳か40歳までだから、その前に何かしたい」とコメントしましたが、それがかなわないことを示唆しています。加護は、自身が事務所を二度解雇されたことが共演NGの理由ではないかと考えています。
一方、辻は加護について多くを語ることはなく、加護との関係については公の場であまり触れないようにしているようです。辻の人付き合いは大人びており、距離を置きつつも大事な場面ではしっかりとサポートする姿勢が見られます。
2022年3月に放送された番組「迷えるトンボたち」では、加護が辻との関係について「昔からお互いに興味がない」
とはっきり答えています。しかし、その一方で、「辻ちゃんは完全な戦友」とも語っています。これは、二人が芸能界という特殊な環境で共に助け合って生き残ってきたからこそ出る言葉でしょう。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=HO4SwzvI4bQ,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]