女優の世界で第一線で活躍し続け、高い演技力に定評のある名取裕子さん。2時間ドラマなどでは主役を務めることが多く、その花のある演技で多くの視聴者を魅了しています。しかし、そんな名取裕子さんは現在も結婚しておらず、独身を貫いています。パニック障害の過去

名取裕子さんが結婚しない理由の一つとして挙げられるのが、パニック障害です。2013年4月5日に放送された「爆砲ザフライデー」の番組内で、名取さんは自らがパニック障害と自律神経失調症を患っていたことを告白しました。彼女がこの病に苦しむようになったのには、非常に悲しい過去がありました。

名取裕子さんは幼い頃に母親を亡くし、その後は父親の手一つで育てられました。しかし、その父親も早くに病気で亡くなり、孤独になった名取さんはパニック障害や自律神経失調症を発症してしまったのです。彼女は部屋に一人でいると息ができなくなるなど、非常に苦しい症状に悩まされていました。その症状は23年続き、徐々に解放に向かっていったと言いますが、完全に治ることは難しい病気であり、今でも病気と向き合いながら生きているのです。

愛犬への愛情

結婚しない理由のもう一つとして挙げられるのが、愛犬への溺愛です。パニック障害の症状を和らげるきっかけとなったのも、愛犬の存在でした。犬を飼うことで、名取さんは自分が面倒を見てあげなければならない存在に気づきました。

自分のためには頑張れなかった彼女も、愛犬のためならば頑張れるということに気づいたのです。

そんな愛犬への愛情から、名取さんは結婚相手に対して「愛犬を愛せるか」という条件を持つようになりました。過去にはプロポーズを受けたこともあったようですが、その男性が犬を好きではなさそうだったために断ったと言います。独身女性にありがちなペットを飼うことで婚期を逃してしまう典型的なパターンと言えるでしょう。

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