2017年、突如芸能界引退と宗教法人「幸福の科学」への出家を表明し、世間を騒がせた女優・清水富美加さん。あれから6年、彼女の消息は再び注目を集めている。
きっかけは、週刊誌が報じた幸福の科学内部文書の存在だった。そこには、清水さんの活動内容や報酬額が事細かに記されており、なんと月収は43万円だというのだ。人気絶頂期にCMやドラマ、映画と引っ張りだこだった彼女の収入から考えると、あまりにも少ない額に衝撃が走った。
「月給43万円で生活できるの?」「やっぱり宗教って怪しい」「洗脳されて騙されているのでは…」
ネット上では、清水さんの経済状況を心配する声や、宗教団体への不信感を募らせる声が後を絶たない。中には、「女優として輝いていた頃の彼女が懐かしい」「ただただ残念だな」と、惜しむ声も少なくない。
一方で、清水さんは出家後も「千眼美子」の芸名で幸福の科学関連の映画や舞台に出演し、精力的に活動している。その姿は、かつての可憐なイメージとは異なり、力強く、そしてどこか吹っ切れたような印象さえ与える。
「本人が幸せならそれでいい」「信仰は自由だし、他人がとやかく言うことではない」
彼女の現在の姿を知る一部からは、このような擁護の声も上がっている。確かに、信仰の自由は憲法で保障された権利であり、他人が口出しできるものではない。
しかし、それでもなお、彼女の身に何が起きたのか、本当に幸せに過ごしているのか、心配する声が消えないのも事実だ。なぜなら、彼女は引退発表当時、所属事務所との契約問題がこじれていたという報道もあり、その真相は未だに闇の中だからだ。
「失踪」「洗脳」…真偽不明な情報が飛び交う中、清水富美加さん、そして千眼美子さんは何を思い、どこへ向かおうとしているのだろうか。
彼女の身に何が起ころうとも、かつての輝きを覚えている人は多く、彼女の幸せを願う声は決して消えることはないだろう。