中村親方こと嘉風は、現在妻の愛さんと離婚調停中です。二人は一見愛し合っていたように見えましたが、なぜこのような事態になったのでしょうか。今回はその詳細についてまとめました。

嘉風は2008年12月、大阪出身でフラワーアレンジメント講師の西口愛さんと結婚しました。当時、愛さんは妊娠中でした。二人は2005年の春場所で知り合い、一目惚れから交際が始まりました。

嘉風は相撲の合間を縫って何度もプロポーズし、ついに愛さんの心を掴んだのです。初めて獲得した賞金200万円で婚約指輪を購入し、結婚発表の会見ではお互いを「マーくん」「愛ちゃん」と呼び合うほど仲睦まじい姿を見せていました。

2009年10月、東京都内のホテルで盛大な結婚披露宴が行われ、約500人が出席しました。愛さんの実家は農協の職員で、彼女自身はフラワーアレンジメント講師になる前にJALのグランドスタッフとして働いていました。その英語力もあり、愛さんは多くの国の人々と接する機会が多かったようです。

夫婦の間には2009年5月に第一子の里奈ちゃんが誕生しましたが、2011年7月に誕生した次女は生後数か月で亡くなりました。2013年12月には長男の両生くんが生まれ、家族は順調に見えました。しかし、2019年9月の場所で吉風が引退した直後、家族の不和が表面化しました。

2020年11月、愛さんが警察に通報したことで、夫婦の問題が明るみに出ました。調査の結果、愛さんが日常的に娘に暴行を加えていたことが発覚。娘が隠し撮りした動画には、愛さんが激しく罵倒し、暴力を振るう様子が記録されていました。この事実に吉風は愕然とし、子供たちを連れて家を出ました。