24時間テレビの混乱と「やす子マラソン」の開始

昨年の寄付金着服問題から放送自体の存続が危ぶまれる中、先日から放送が開始された「24時間テレビ」。しかし、放送開始から注目を集めたのは、チャリティーマラソンのランナーを務めるお笑い芸人のやす子さんだ。放送前から、猛暑の中でのマラソンは危険であると警告されていたが、台風15号が日本列島を直撃する中での開催に対しても視聴者からは中止を求める声が殺到していた。

苦行と化したチャリティーマラソン

チャリティーマラソンは強行され、視聴者からは「苦行」との声が続出した。

従来の一般道を走るのではなく、番組スポンサーの日産スタジアムを周回するという形に変更されたが、この変更に対して視聴者の反応は極めて否定的だった。「周回コースを24時間走るなんてただの拷問だ」「こんな形でのマラソンは番組企画として成り立っていない」といった声が多く、苦行という言葉が続々とツイートされる事態に。

 視聴者の反発と募金方法の疑問

視聴者の間で広がる批判の中、番組が掲げた募金方法にも疑問の声が上がっている。放送中、画面に表示される募金のQRコードについても批判の対象となっており、視聴者からは「募金の種類に関係なく、放送中ずっとQRコードを表示すべきではないか？」という意見が寄せられた。

さらに、「QRコード表示はやす子さんを走らせるための口実作りでは？」という指摘もあり、視聴者の不満が募っている。

 やす子さんの苦境とフワちゃん問題の再燃

やす子さんのチャリティーマラソンは視聴者からの批判だけでなく、フワちゃん問題と呼ばれる騒動にも影響を及ぼしている。

フワちゃんが投稿した不適切な内容が騒動を引き起こし、その後の謝罪文についても様々な問題が指摘されている。謝罪文の中でフワちゃんが「やす子さんの投稿にどう対処するか」といった内容があったことにより、さらに批判が集まっている。

フワちゃんの共犯者問題とその影響

フワちゃんの騒動が収束するどころか、共犯者とされる人物の正体が次第に明らかになりつつある。フワちゃんの謝罪文には、中の良い先輩芸人である狩野と森本慎太郎が関与しているとされ、謝罪文の内容には矛盾があるとの声が上がっている。業界関係者の間で話し合いが続き、森本慎太郎さんが謝罪する一方で、加野さんの事務所サイドとの間で激しいやり取りが行われていたという。

 やす子さんの今後と「24時間テレビ」の行方

現在、24時間テレビの放送が続く中、やす子さんの苦境は続いている。チャリティーマラソンの実施方法や募金方法に対する批判が相次ぎ、やす子さんの状況はさらに悪化している。一方で、フワちゃんの騒動も再燃し、共犯者とされる人物の正体が注目を集めている。やす子さんが無事にマラソンを完走し、報われる日は来るのか、そして「24時間テレビ」がどのように終了するのか、今後の動向に注目が集まっている。