「今の流れだと最終的な選択が学習院大になっても不思議ではない」と話すのは宮内庁OB。大学進学先として東大や筑波大が有力視される悠仁さまだが、秋篠宮家がこれまで避けてきた学習院が急浮上しているという。その背景には、秋篠宮さまや紀子さまが「世間の目を非常に気にされる」点がある。
学習院大進学の理由
「半ば強引とも思えるやり方」で超進学校の筑波大付属高校に入学した悠仁さま。ここでさらに東大に進学ということになれば、さまざまなウワサが飛び交うのは避けられない。また、筑波大付属高校への入学自体も議論の的となり、注目を集めた。それゆえ、学習院大の進学が急浮上しているのである。
学習院大学は、皇族や旧華族の子弟が多く通うことで知られ、悠仁さまの進学においても安心感がある。特に、学習院は皇族の教育機関としての歴史と伝統があり、その環境は皇族にとって適切と考えられている。
警備問題と不協和音
さらにネックとなっているのは警備問題だ。学習院以外の大学に進むとなると、新たな体制を組む必要に迫られる。警備を担う警察と宮内庁の間で不協和音が生じていることが報じられている。週刊文春(5月23日号)は、秋篠宮家と警察がしっくりきていない現状を詳述している。
警察庁から出向していた秋篠宮家を支える皇嗣職宮務官の一人が任期を終え依願免職となり、その後任には外務省からの出向者が充てられた。これにより、警察出身の皇嗣職宮務官はゼロになった。警察庁側が派遣を避けた背景には、出向者が紀子さまの不興を買うことがあったというギクシャクした関係があった。
高まる警備のハードル
「秋篠宮家が求めるハードルが高く、警察に限らずプロパー職員でも一家に直接関わる部署に行きたがらないのは事実」
と前出の宮内庁OBは話す。現役の職員からも愚痴を聞かされることが少なくないという。そして、一番の問題となるのが悠仁さまの警備である。
警備のハードルが高まる中で、秋篠宮家が求める厳格な警備体制に対応できる人材を確保することが難しくなっている。これにより、警察庁と宮内庁の間での調整がさらに複雑化し、学習院大への進学がより現実的な選択肢として浮上している。
学習院大への進学のメリット
学習院大は、皇族の教育機関としての長い歴史と実績があり、警備体制も整っているため、秋篠宮家にとっても安心して送り出せる環境が整っている。また、同窓生には多くの著名人や旧華族の子弟がおり、その人脈も悠仁さまにとって大きな財産となるだろう。
学習院大への進学が決定すれば、警備問題も解消され、悠仁さまの学業にも専念できる環境が整う。これにより、秋篠宮家としても、世間の目を気にすることなく、悠仁さまが安心して学べる環境が提供されることになる。