諸星和巳さんは、静岡県富士市出身で1970年8月12日に生まれました。幼少期からやんちゃな性格で、小学校時代から女子にモテモテだった彼は、中学時代には成績優秀で野球部にも所属していました。

1986年、音楽バラエティ番組「アイドル花組」での出演をきっかけにジャニーズ事務所に入所し、光GENJIのセンターとしてデビューしました。

しかし、光GENJIの成功の裏には多くの苦悩がありました。元メンバーの喜多川ショーンさんの暴露本によれば、ジャニー北川さんからの性的虐待が常態化しており、その一環として成長ホルモンの注射が行われていたとされています。

諸星さんも、ジャニーさんからの圧力に苦しみ、注射を拒否したためにデビューが遅れたという話があります。

さらに、東山紀之さんもその合宿所での性被害に関与していたとされています。暴露本によると、東山さんは他のジュニアのパンツを脱がし、ジャニーさんの元へ連れて行くなどの行為をしていたといいます。

これに対して、東山さんは最近の会見で否定しましたが、その曖昧な回答に諸星さんは激怒しています。

光GENJIの解散理由についても、多くの憶測があります。1994年8月、大沢樹生さんと佐藤寛之さんが脱退し、残りのメンバーで光GENJI SUPER 5として活動を続けましたが、1995年9月に解散しました。諸星さんによれば、メンバー全員が疲れており、同じ気持ちを抱えていたとのことです。

解散後、諸星さんはジャニーズ事務所を脱退し、個人事務所を設立しました。

現在、諸星和巳さんは音楽活動を続けながら、過去の出来事に対する真実を伝えるための活動も行っています。彼の経験は、ジャニーズ事務所の闇を明るみに出す重要な証言となっています。

このように、諸星和巳さんの過去と現在には多くの試練と真実が隠されています。彼の告白がジャニーズ事務所の変革を促す一助となることを願っています。