２０２２年３月４日に放送されたフジテレビ系のバラエティ番組『人志松本の酒のツマミになる話』。この日のゲストには、お笑いコンビ『千鳥』の大悟さんが出演し、その独特な語り口と深いエピソードで視聴者を引き込みました。特に話題になったのは、大悟さんが志村けんさんについて語った場面でした。

番組の序盤、お笑いコンビ『さらば青春の光』の森田哲矢さんが、「僕らの世代は『ダウンタウン』さんに憧れる」と述べた後、自然と話題は志村けんさんに移りました。森田さんから「志村けんさんについてどう思うか？」と問われた大悟さんは、少し考え込んだ後、次のように語り始めました。

「志村さんはなんになるんやろうな…。『憧れ』とはまた違うんかな。『面白い神様がおった』みたいな。だから酒飲んでる時とかも、（志村さんの）うなじとか見て、『志村けんのうなじや』って。なんか、『ここ（うなじらへん）、昔結んでたなあ』とか。存在が生きてるだけで面白いみたいなね。」

この言葉には、共演者たちも一瞬静まり返り、その後、深い共感の声が上がりました。ネット上でも同様に、多くの人々が大悟さんの言葉に感動し、彼の率直な表現に称賛の声を送りました。

志村けんとの出会い

大悟さんが志村けんさんと初めて会ったのは、まだ駆け出しの頃でした。

お笑いの世界で名前を知られる前、ある飲み会で志村さんと同席する機会がありました。大悟さんは当時のことをこう振り返ります。

「あの日、初めて志村さんと飲んだ時、緊張で手が震えとった。でも、志村さんはそんな俺に優しく話しかけてくれて、すぐに打ち解けたんや。そこから、飲むたびに色んな話をしてくれて、本当に面白い人やった。」

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