今回のパリ五輪では、日本が多くのメダルを獲得し、大いに注目を集めました。特に大会終盤の18日目、女子やり投げで北口春香選手が金メダルを獲得し、日本女子選手として初めてフィールド種目でメダルを手にしました。これにより、日本のメダル数は金20個、銀12個、銅13個となり、国別メダルランキングで3位にランクインしました。日本のメダル総数は、海外開催の五輪として過去最多となり、大きな成果を収めました。
しかし、メダルを獲得した選手たちに対する報奨金の金額には競技ごとに大きな格差があり、その真相が浮き彫りになりました。今回はその報奨金制度について深掘りしていきます。
まず、日本オリンピック委員会(JOC)から支給される報奨金について見ていきましょう。
今回、JOCから最も多くの報奨金を受け取ることになったのは、体操の橋本大輔選手です。彼は初めての五輪で、団体総合、個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得し、さらに種目別平行棒では銅メダルを手にしました。JOCからは金メダル3個分で1500万円、銅メダル1個分で100万円、合計1600万円が支給されます。
JOCからの報奨金に加えて、各競技団体からも報奨金が支給される場合があります。しかし、ここで問題となるのが、競技団体ごとの報奨金額の格差です。
最も報奨金が高額なのはゴルフです。日本ゴルフ協会によると、金メダルには2000万円、銀メダルには1000万円、銅メダルには600万円が支給されます。例えば、男子ゴルフで銅メダルを獲得した松山英樹選手は、JOCからの100万円と日本ゴルフ協会からの600万円を合わせ、合計700万円を受け取ります。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=VN-2hjnPNfk,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]