茅島成美さんは1942年9月14日、東京で生まれました。本名は川上静江で、子役時代は茅島静江名義で活動していました。1959年、高校在学中に東映ニューフェイス6期生のオーディションに合格し、春海洋子という芸名でデビューしました。同期には千葉真一さんや亀石征一郎さんらがいました。
東映では、1960年の山城新伍さん主演映画「白馬童子」などに出演し、注目を浴びました。しかし、女優としての活動はわずか3年ほどで終わり、1962年に東映を退社。
1970年、茅島成美さんは俳優の中尾彬さんと結婚しました。28歳の茅島さんと27歳の中尾さん、若くして結ばれた2人の間には、息子の中尾学さんが生まれました。しかし、結婚生活はわずか5年で終わりを告げ、1975年に離婚。一部では、中尾さんが女優の池波志乃さんと不倫をしたことが原因とも噂されましたが、真相は定かではありません。シングルマザーとなった茅島さんは、女手一つで息子を育てながら、女優業に励みました。
1990年、茅島成美さんは一般男性と再婚しました。馴れ初めはご近所付き合いだったそうです。再婚後、茅島さんは東京都中野区に自宅の隣に2棟のアパートを建て、大家業に転身しました。悠々自適な生活を夢見ての投資でしたが、バブル崩壊の影響でアパートの入居者が減少。ローンだけが残る辛い状況に直面しました。
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