今日は、非常に興味深い実験を行います。ペットボトルの中に大量のオオスズメバチが入っており、これを使ってある生物観察を行います。今回はその中にカマキリを投入し、その反応を観察します。オオスズメバチは近所の公園で捕まえたもので、ペットボトルの中には12匹入っています。
今回の実験に使うカマキリは、外来種の「ムネアカハラビロカマキリ」です。これは中国原産で、日本には竹や植木に産みつけられた卵が混じって輸入され、定着したと言われています。胸や腹が赤っぽいのが特徴です。
カマキリは非常に空腹な状態で、メスの個体であり、卵を産むために栄養を必要としています。今回は、このカマキリに大量のオオスズメバチを食べさせることに挑戦します。
最初はペットボトルの中で実験を行おうとしましたが、オオスズメバチが激しく突進してきたため、撮影が非常に危険な状態になりました。そこで、少し広い容器に移し替えて実験を続けることにしました。
広い容器の中にオオスズメバチを一匹ずつ入れ、最終的に12匹すべてを投入しました。すると、カマキリがオオスズメバチを捕まえ、食べ始めました。しかし、他のオオスズメバチが反撃し、仲間を助けようとするため、カマキリは食事が中断されることが多く、実験は困難を極めました。
その後、カマキリとオオスズメバチを別々の場所で対決させることにしました。カマキリはオオスズメバチの毒針を回避しつつ、オオスズメバチの胸部に噛みつき、内部の筋肉を食べ始めました。オオスズメバチは必死に抵抗しますが、カマキリは一方的に食べ続けます。
カマキリはオオスズメバチの胸部を噛み破り、中の筋肉をむさぼり食べます。胸部には羽を動かすための筋肉が詰まっており、それを食べるのは非常に栄養価が高いです。
最終的に、カマキリはオオスズメバチを完全に食べ尽くしました。オオスズメバチの硬い殻もカマキリの強力な顎で破られ、中の肉が全て食べられました。この結果、カマキリはオオスズメバチの強力な毒針や反撃にもかかわらず、見事に勝利しました。
今回の実験から分かったことは、カマキリの捕食能力の高さとオオスズメバチの反撃能力の強さです。自然界ではこのような生死をかけた戦いが日常的に行われています。改めて自然の厳しさと生物の驚異的な能力を感じることができました。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YLznU52zPoM,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]