玉木雄一郎氏――国民民主党の代表として国政の中心に立つ彼の家庭事情が、多くの注目を集めるきっかけとなったのは、2021年11月、あるスキャンダル報道が発端でした。内容は、元グラビアアイドルで高松観光大使を務める小泉美雪氏との「ホテル不倫」。その後、玉木氏自身が事実を認め、謝罪に至った一連の騒動です。

妻・玉木恵理の存在

玉木氏の妻である恵理さん。彼女の姿を語るとき、まさに「糟糠の妻」という言葉が相応しいかもしれません。恵理さんは、東京出身でありながら、夫の政治活動のために香川県へ移住。選挙活動では、玉木氏が地元を離れるたびに彼の代わりとして地元を守り、支持者と向き合ってきました。

「人生が激変しました」と、玉木氏のブログに記された彼女の言葉。その裏には、東京での安定した生活を捨て、夫のために尽くしてきた献身的な姿が垣間見えます。恵理さんは、地元で街頭に立ち、赤いタスキを身にまとい、支持を呼びかける姿が印象的でした。

不倫報道とその波紋

玉木氏が会見で語った「妻には謝っても謝りきれない」という言葉。涙ながらに語るその姿は、世論からは同情よりも批判を浴びました。記者会見では、妻と息子から「政党代表として何をやっているんだ」と厳しく叱責されたことを明かし、「一番近くにいる人を守れない人は国を守れない」との言葉を妻から突きつけられたと語りました。

この発言にSNSでも多くの共感が寄せられました。「奥様の言葉こそ正論」「一番裏切ってはいけない人を裏切るなんて」といった声が相次ぎました。

離婚しない本当の理由

スキャンダル以降、多くの人々が玉木夫妻の行方を注視していました。しかし、玉木氏は「添い遂げたい」との意向を示し、恵理さんも離婚には踏み切らない決断をしました。

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