1962年、マツダから登場したキャロルは、自動車業界に革命をもたらしました。その象徴的な小ささ、そして技術的に驚異的な4気筒エンジンを搭載し、当時の軽自動車の概念を根底から覆したのです。キャロルは20馬力(PS)という限られた出力ながら、斬新なデザインと優れた機動性で多くの人々の心を掴みました。特に、リアマウント式水冷358cc 4気筒OHVエンジン「DA」を採用した点は、今でも語り継がれるほどです。
キャロルに搭載されたDAエンジンは、史上最小級の4気筒エンジンの1つでした。
このエンジンの最大の特長は、そのコンパクトさと軽量性にあります。当時の軽自動車としては驚異的な4気筒エンジンを採用したことで、スムーズなエンジン回転と安定した加速を実現しました。4速ギアボックスは上位3ギアのみが同期されているため、最初は少し操作に慣れが必要でしたが、それを補って余りある軽快な走りを提供しました。
マツダキャロルは、そのコンパクトさと効率性で、当時の消費者に「小さな車でも大きな満足を得られる」というメッセージを送りました。20PSの出力は決して大きくはありませんが、軽量なボディとの組み合わせにより、街中での機動性や燃費の面で優れた性能を発揮しました。
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