「（静香の妊娠は）びっくりしたけど、うれしかった」。2023年12月で結婚23周年を迎えた木村拓哉と工藤静香。2000年11月23日の緊急会見で明かされた“授かり婚”は世間を驚かせました。

しかし、木村拓哉という国民的スターとの結婚生活は、静香にとって人知れないストレスをもたらしていました。当時、アイドルとして絶頂期にあった木村が結婚・妊娠で危惧されたのは女性ファン離れでしたが、木村は妻帯者として一切振る舞わないことでピンチを脱しました。

静香の献身とプライバシー

結婚後、静香もまた家庭に入り、夫を支え、娘たちとの育児生活を優先しました。テレビ出演時に子育て話をすることはあっても、夫について触れることは避けていました。プライベートでも“夫トーク”を封印し、ママ友との会話でも夫の話題には具体的に触れませんでした。静香が本音をこぼせたのは同居する母親や信頼できる友人だけでした。

直撃取材と夫への思い

それでもマスコミの取材対象となることは避けられませんでした。幾度かの直撃取材では、プライベートを聞かれると露骨に不快な表情を浮かべ、木村家の内情については「私だけのことじゃないから話せないの」と断固としてガードしました。

そんな彼女が夫について感情を露わにしたのは、2016年のSMAP“独立”騒動の際でした。木村が“裏切り者”とされる状況に対し、静香は「木村静香として彼の一部であること」を強調し、夫を守るために声を上げました。

ソロ活動と家族ネタの解禁

木村拓哉もまたソロ活動を始め、家族への言及が増え始めました。

中国のSNS『微博（Weibo）』に若き日の夫婦ツーショットを投稿したり、テレビ番組で子育てトークを披露したりしました。これは芸能界デビューした娘たちの話題作りの一環でもありましたが、徐々に家族ネタを解禁していく方向に向かっているようです。

結婚23周年のサプライズ写真

2023年11月13日の木村の誕生日には、“禁断”の手繋ぎ熟年夫婦写真が解禁されました。今夏に撮られたと思われるこの写真は、夫婦が寄り添って歩き、しっかり手を握り合う姿を収めたものでした。これはKoki,ら娘たちが勝手に投稿したとは考えにくく、静香の“GOサイン”があったものと考えられます。

木村ファミリーとしての未来

旧ジャニーズ事務所が解体され、今後は『SMILE-UP.』が設立するマネジメント会社と各タレントがエージェント契約を結ぶ方向に進んでいます。木村もまた同様の契約を結び、個人事業の色が強まることでしょう。その際、静香が夫のマネジメントに関与する可能性もあります。