小金沢昇司幼少期から空手を習い、その特技を持っています。彼の実家はラーメン屋を経営しており、少年時代は不良少年として過ごしました。16歳でバイクの免許を取得し、暴走族の世界に足を踏み入れるなど、波乱の青春時代を送りました。
その後、北島三郎さんの付き人となり、修行を経て1988年に「おまえさがして」で演歌歌手としてデビュー。1992年にはテレビCM「フィニッシュコーワ」で注目を集め、一躍全国的な知名度を得ました。このCMのキャッチフレーズ「歌手の小金沢くん」は、その年の新語・流行語大賞で大衆部門の銀賞を受賞しました。
小金沢さんの知名度を全国的にしたのが、1992年に放送された「フィニッシュコーワ」のテレビCMでした。無名だった彼が突然CMに登場し、「歌手の小金沢くん」というフレーズで一気に話題になりました。このキャッチフレーズが大流行し、同年の新語・流行語大賞にも選ばれるほどでした。
その勢いのまま、小金沢さんは1992年に発売したシングル「おまえだけ」で35万枚を売り上げるヒットを記録。河合奈保子さんとのデュエット曲「ちょっとだけ秘密」もヒットし、演歌歌手としての地位を確立しました。
しかし、そんな彼が2020年11月28日に酒気帯び運転の容疑で逮捕されました。東京都杉並区で前を走っていたトラックに追突し、駆けつけた警察官の調べで基準値を上回るアルコールが検出されたのです。小金沢さんは午前中に酒を飲んで仮眠を取ったが、アルコールが抜けていなかったと述べ、事実を認めました。
この逮捕により、小金沢さんのレギュラー番組や音楽番組への出演が多数キャンセルされ、各方面に大きな影響を与えました。ラジオ番組「小金沢くんの波乗り歌謡曲」は放送予定を取りやめ、BS朝日「人生、歌がある」やテレビ東京「演歌の花道」などの出演もキャンセルされました。
逮捕後、小金沢さんは不起訴処分となりましたが、その後も活動は休止状態となっています。デビュー30周年を越えて演歌界でベテランの域に入っていた彼ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、仕事は減少していました。
さらに、2021年7月末には、小金沢さんが経営するジャパンドリームエンターテインメントとその関連会社であるブルークリスタルプロダクションが経営不振に陥り、破産手続きを開始しました。負債総額は約6200万円とされています。
現在、小金沢さんは謹慎しており、今後の活動再開については未定です。彼のファンや関係者にとっても、この出来事は大きなショックとなりました。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=nMB0B9BtWok,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]