大谷翔平選手が再びメジャーリーグの歴史に名を刻む瞬間が訪れました。2024年8月27日、ドジャース本拠地で行われたレイズ戦。1番DHで先発出場した大谷選手は、8回戦闘打者として迎えた第4打席で、見事なホームランを放ちました。この一撃は、左中間スタンドへ飛び込む特大の一発であり、なんとこれが彼の今季42号ソロホームランとなりました。この特大弾は、ロバーツ監督を含め、スタジアム中を仰天させる一撃だったのです。
試合後、ドジャースの監督であるデーブ・ロバーツは、「本当に打球が消えたんだ。こんな飛距離見たことない」とコメントし、大谷の打球の凄まじさに驚きを隠せませんでした。この一撃がスタジアムを沸かせただけでなく、チームにとっても非常に重要な追加点となり、勝利への道を開く一打となりました。
この日の大谷選手は、ホームランだけにとどまらず、他にも数々のプレーでチームに貢献しました。3回無死三塁で迎えた第2打席では、あと少しでホームランというレフトへの犠牲フライを放ち、同点に追いつく重要な一打を記録。さらに5回には打球速度188kmという驚異的なライトへの2ベースヒットを放ち、今季リーグ3位となる40個目の2塁打を記録しました。
そして、大谷選手はさらに3盗塁に成功。今季メジャー全体でリーグトップとなる40個目の盗塁を記録し、急試合で8盗塁を決めるという驚異的なペースで盗塁数を積み上げています。これで、大谷選手はシーズンで50本塁打・50盗塁を達成する可能性が現実味を帯びてきました。
この日の相手投手であるタイラー・グラスノー投手は、大谷選手にホームランを許したものの、6回を投げて91球、被安打5、無四球、9奪三振という見事なピッチングを見せ、ドジャースにとって重要な勝利をもたらしました。
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