矢沢永吉さんといえば、伝説的なロックミュージシャンとして知られ、その激動の人生は常に注目を浴び続けています。彼の現妻である矢沢マリアさんとの関係も、波乱に満ちたものでした。
矢沢永吉さんがマリアさんと出会ったのは、1978年頃のロサンゼルス。当時のマリアさんは、モデルとして活躍しており、その美貌とスタイルに矢沢さんは一目惚れしました。多忙な日々に疲れ切っていた矢沢さんは、次第にマリアさんに心の支えを求めるようになり、彼女の存在が大きくなっていったのです。
しかし、矢沢さんの人生は一筋縄ではいきませんでした。1988年頃、彼は友人と思っていた人物から騙され、35億円もの巨額詐欺に遭い、借金地獄に陥ってしまいます。その際もマリアさんは彼のそばに寄り添い、「矢沢永吉が本気を出せば返せないお金ではない」と励まし続けました。そうした経緯を経て、1990年に2人は結婚に至ります。
しかし、2人の結婚は決して単純なものではありませんでした。矢沢さんは、マリアさんと結婚する遥か以前、1972年に澄子さんという女性と結婚していました。澄子さんとはディスコで出会い、その夜に「結婚前提で付き合ってくれ」と伝え、わずか2ヶ月で同棲を開始、その年に結婚まで至ったのです。
最終的に、矢沢さんと澄子さんは1989年に離婚。しかしその間も、矢沢さんとマリアさんは密かに関係を続けており、1985年にはすでにマリアさんとの間に第一子が誕生していたのです。この状況は、世間に知られることなく進行していましたが、澄子さんとの離婚時に6000万円もの慰謝料が発生し、その影響は大きかったと言われています。
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