2024年6月、天皇皇后両陛下は31回目の結婚記念日を迎えられました。お二人は1993年6月9日にご結婚され、それ以降、夫婦円満の秘訣として「相手を思いやり、相手の立場に立って物事を考えること、そしてお互いによく話し合い、大変な時でも笑いを生活の中で忘れないこと」を心掛けてきました。この言葉は2018年の結婚25周年の際に記者の質問に答える形で文書で表明されたものです。
お二人はどんな時でも笑顔を忘れず、周囲を明るく照らす存在です。今回はそんな天皇陛下のダジャレと雅子さまの反応を中心に、ご紹介します。
2022年6月7日から2日間、天皇皇后両陛下はインドネシアを公式訪問されました。これは即位後初めてお二人揃っての国際親善訪問であり、21年ぶりのことでした。首都ジャカルタ郊外のボゴール宮殿での歓迎行事の後、雅子さまはインドネシアの伝統的なバティックの染めに挑戦されました。雅子さまは慣れない作業にも関わらず、楽しそうに取り組まれ、手が震えると「手元が緊張しちゃう」とつぶやき、布に染料をこぼしてしまった際には「垂れちゃいました」と笑顔で話されました。この様子に周囲も笑顔が広がりました。
インドネシア訪問中、天皇陛下はダルマプルサダ大学で日本語を学ぶ学生と交流されました。この大学は日本への留学経験者が創設したもので、1991年には上皇上皇后両陛下も訪れています。到着した天皇皇后両陛下は、インドネシアの竹楽器アンクルンによる「上を向いて歩こう」の演奏で歓迎されました。その後、学生たちとの交流が始まりました。
ある学生が「水臭い」という日本の慣用句について、「水が臭いと感じます」と話すと、天皇陛下と雅子さまは大笑い。天皇陛下は「面白いですね。私たちが当たり前のように使っている言葉も、突き詰めてみると不思議なものですね」
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=HyJ_izBVEvE,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]