芸能界の華やかな世界にいる有名人たちは、一見、自己破産とは無縁に思えます。しかし、成功の裏には莫大な借金や経済的なトラブルが隠れていることも少なくありません。
かつて「ザ・タイガース」のメンバーとして活躍した岸部四郎さん。1978年にドラマ『西遊記』でブレークし、その後も長年にわたり芸能界で活躍していましたが、彼の裏には深刻な経済的問題が隠れていました。1998年、彼は自己破産を申請し、当時の負債総額は5億円以上と言われています。岸部さんは、慰謝料や養育費に加え、アンティークや株式投資などで莫大な借金を抱えていたのです。
日本男子ゴルフ界の伝説、ジャンボ尾崎さんは賞金王として知られ、長年ゴルフ界のトップに君臨していました。しかし、ゴルフ場やクラブメーカーへの投資が裏目に出て、1997年にはワールドワン社の倒産を受けて莫大な負債を抱えることになりました。その総額は50億円以上とも言われ、破産申請に追い込まれました。
俳優や歌手として活躍した小林旭さんも、自己破産した芸能人の一人です。彼はプロゴルファーとしても知られており、自らゴルフ場を作るなど多角的な活動をしていましたが、経営が思うようにいかず、借金総額は51億円にまで膨れ上がりました。しかし、彼は諦めず、ドサ回りをして借金を返済したと言われています。
X JAPANのボーカリストであるYOSHIKIさんも自己破産を経験しています。彼は長年、ソロ活動やバンド活動を続けていましたが、2009年に多額の借金と税金滞納が発覚。最終的に2010年に自己破産を申請し、その額は1億円以上だったと言われています。
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