芸能界の華やかさに裏打ちされた生活が、まさか借金地獄に繋がるとは誰が想像するでしょうか？この世界にいる限り、お金が有り余るように見える彼らも、ふとした瞬間に転落することがあるのです。

岸部史郎：10億円の財産を持つアンティークコレクターの転落

1998年、芸能界を賑わせたのは「ルックルックこんにちは」の司会者・岸部史郎の突然の交代劇でした。彼は13年半に渡って番組を支え続け、さらにアンティークコレクターとしても有名で、彼のコレクションは総額10億円を超えると噂されていました。

しかし、そんな彼の裏には借金地獄が待っていたのです。岸部は、1985年に離婚した元妻と子供二人の養育費支払いがきっかけで、多額の借金を抱えることになりました。その金額は年々膨らみ、最終的には5億円以上にまで達しました。結局、1998年に自己破産を申請し、番組を降板することに。華やかな表舞台から突然姿を消した彼の裏には、そんな苦悩の日々が隠されていたのです。

ジャンボ尾崎：ゴルフ界のレジェンドが50億円の負債に

プロゴルファーとして輝かしい成績を残し、生涯獲得賞金26億8000万円という驚異的な記録を持つジャンボ尾崎。しかし、彼の生活は決して安定したものではありませんでした。1997年、尾崎が契約していたクラブメーカー「ワールドワン社」の倒産が引き金となり、尾崎は50億円もの負債を抱えることになったのです。

彼が手掛けていたゴルフ学校や不動産投資の失敗も、さらに負債を膨らませました。最終的に民事再生法を申請し、負債額は16億円まで減額されましたが、彼は豪邸を売却し、未だに借金返済を続けていると言われています。

小林旭：日活スターが抱えた51億円の借金

俳優として、歌手として輝かしいキャリアを持つ小林旭も、莫大な借金に苦しんでいました。

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