こちらの派手なRX3を見たことがありますか?一目見ただけで、そのド派手なカラーリングとレーシーなデザインに目を奪われることでしょう。しかし、この車を見て「暴走族」と誤解しないでください。この車には驚くべき背景と物語があります。
昔の取り締まりの厳しさ
このRX3を所有するオーナーは、若い頃からこの車に憧れていました。しかし、当時の取り締まりは非常に厳しく、道路に出たらすぐに没収されることが常でした。特に、ドアミラーが法規制に合わないためにアウトになることが多かったのです。そのため、オーナーは長い間この車を公道で走らせる夢を叶えることができませんでした。
天国のような現在
しかし、時代は変わり、現在ではこのRX3にナンバープレートを取得することが可能になりました。法規制が緩和され、多くのクラシックカー愛好者が自分の夢を実現できるようになったのです。オーナーは、この変化を「天国」と表現し、念願の車で公道を走れる喜びを噛みしめています。
家族との葛藤と誤解
とはいえ、この車が家庭内で歓迎されたわけではありません。オーナーの妻や家族からは、「年甲斐もなく恥ずかしい」と迫害されることもありました。また、この車を知らない得意先の人々からは、「ちんどん屋」と扱われることも少なくありませんでした。それでも、オーナーは自分の夢を貫き通し、多くのRX3ファンと共にその魅力を共有しています。
コミュニティの支え
オーナーは「RX3の好きな方が沢山居て良かったです」と語り、その言葉からもわかるように、彼はこの車を通じて多くの仲間と繋がりを持っています。車好きのコミュニティが彼を支え、共に楽しむことで、オーナーの情熱はさらに燃え上がっているのです。
調子に乗って動画も公開
オーナーは、自分のRX3の魅力を広めるために動画も撮影し、公開しています。
彼は「調子こいて、前に撮った動画も上げました。宜しければ覗いてみてください」と謙虚に言いますが、その動画には多くのファンがコメントを寄せ、高い評価を得ています。
幻の名車RX3の歴史
RX3は、マツダが1971年から1978年まで製造したスポーツカーであり、その時代の若者たちの憧れの的でした。ロータリーエンジンを搭載し、高いパフォーマンスと独特のエンジンサウンドで人気を博しました。しかし、当時の厳しい環境規制や安全基準の変化により、多くのRX3は姿を消していきました。そのため、現在でも現存するRX3は非常に貴重な存在となっています。
復活のための苦労と情熱
オーナーは、この貴重なRX3を復活させるために多大な時間と労力を費やしました。部品の調達から始まり、細部に至るまでのレストア作業は、まさに愛車への情熱そのものでした。特に、日本国内で入手困難なパーツは海外から取り寄せるなど、オーナーの努力は並大抵のものではありませんでした。
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