自ら命を絶った芸能人について紹介します。

1. 清水由貴子

1949年に生まれた清水由貴子さんは、1976年にオーディション番組「スター誕生」で「イルカの名残雪」を歌い、その才能が認められスカウトされました。その後CBSソニーから歌手デビューし、多くのテレビドラマやバラエティ番組にも出演し、活躍されました。

そんな清水さんは、2009年4月21日、衝撃的な方法で命を絶ちました。当時、母親の介護をしながら電話オペレーターのパート勤務をしており、清水さんの妹・芳子さんによると、彼女は母親の前では明るく振る舞っていましたが、時折、深い悲しみを感じることがあったそうです。そしてその日、清水さんは父親のお墓参りに母親を車椅子で連れて行くと告げ、帰らぬ人となりました。

無尽のポリ袋をかぶり、硫化水素で命を絶ったということが判明しました。

母親は一命を取り留めましたが、清水さんの携帯電話には芳子さんに宛てた遺書メールが残されており、そこには「母ちゃんを連れて行くことを許してください。天国で皆の幸せを見守っています」と書かれていました。

2. 井上大輔

1941年に生まれた井上大輔さんは、音楽業界で多くのヒット曲を生み出しました。彼は劇場版『機動戦士ガンダム』の主題歌やコカコーラのCM曲などでも知られていますが、2000年5月30日に突然この世を去りました。

井上さんは網膜剥離という病気を患い、手術をしましたが、症状は改善されず精神的に弱っていました。同時に、彼の妻・陽子さんも重い病気で入退院を繰り返しており、その介護に疲れ果てた井上さんは、自宅の階段の踊り場で命を絶ったのでした。足元には「治らない、ごめん」と書かれた遺書が残されていました。

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