つまみ枝豆さん、現在は「たけし軍団」の一員として、おしゃれで穏やかな紳士然とした姿でテレビに登場しています。しかし、その過去を探れば探るほど、彼がどれだけ筋金入りの「ヤバい」人物であったかが明らかになります。芸能界で「最も怒らせてはいけない人」としてその名を知られる彼には、多くの伝説的なエピソードが存在しています。

若き日の姿—「喧嘩最強」の異名

つまみ枝豆さんは、学生時代から地元で有名なヤンキーでした。喧嘩が始まると、彼は手加減をせず、相手が動けなくなるまで殴り続けるタイプでした。

その上、傘や鉄パイプといった即席の武器を駆使し、相手を徹底的に叩きのめすことで知られていました。彼の周囲には恐怖と尊敬が入り混じった感情が渦巻いていました。

さらに、彼は暴走族に所属し、街で暴れ回ることでその名を轟かせました。その後、右翼団体にも参加し、過激な活動にも関与。山口組傘下の団体に所属し、市役所に押しかけたり、外国の領事館を襲撃した経験まであります。その頃、逮捕歴もあったことが確認されています。

たけし軍団への加入と芸名の由来

芸能界入りのきっかけは、地元の先輩であるガダルカナル・タカさんに誘われて結成したお笑いコンビ「カージナルス」

からでした。しかし、その後、草野球の助っ人として「たけし軍団」に加わり、そこで新たな道が開けたのです。

芸名の由来も非常にユニークです。たけし軍団の宴席で、最後の順番となった枝豆さんに「つまみ枝豆」か「ふぐちピリピリ」という二択をビートたけしさんから提示され、「つまみ枝豆」を選んだという経緯があります。この名前が彼の新たなキャリアのスタートラインとなったのです。

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