先ずはじめに、カワハギが【エサ取り名人】と呼ばれる理由を見ていきます!
泳ぎ方
カワハギは上下・左右・前後に泳ぐことができ、その場に留まることもできます。(ヘリコプターのように泳ぎます)
仕掛けを誘った際、エサの動きに合わせて泳ぎ、釣り人に気付かれずに捕食を行います。
エサの食べ方
小さなおちょぼ口で小刻みについばみ、針に掛からないようにエサだけを取ります。
鋭い歯を持ち、硬い貝殻もバリバリ噛みます。
バクっと一口でエサを食べる(吸い込む)魚は、アタリが分かりやすいですが、カワハギは独特の泳ぎ方、口の特徴を活かして、竿に伝わらないように巧妙にエサだけを食べているようです。
カワハギ釣りでは、集魚効果の高いビーズや集魚板を用いたこのような仕掛けを使用することが多いです。
好奇心の強い魚なので、装飾が付いた仕掛けは反応が良くなりますが、フグが多い地域ではカワハギよりも先にフグが釣れてしまいます。
※フグとカワハギは同じ分類(フグ目)なので泳ぎ方・捕食方法・性格が似ています。
そして、エダス(仕掛けから伸びた枝のような針が付いた糸)はゆらゆらと揺らめき、自然に誘うことができますが、自由自在に泳ぐことが可能なので、カワハギは餌を食べやすい姿勢でエサだけを取ります。
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