日頃あまり注目されない手のひらを動かす筋肉、『長掌筋』について豆知識をご紹介します。どこにあるか?親指と小指をくっつけて見ると分かります。
生物には且ては何らかの役割を果たしていた器官が退化して、その痕跡だけがかろうじて確認出来るというケースがありますね。人間の場合はしっぽが退化したものとして良く知られています。
長掌筋って聞いたことがありますか?この器官ももしかしたらいずれ無くなってしまうかも知れません。何故なら現在でも20人に1人がこの筋肉を有しない人がいるからです。
しかし無いからと言って日常生活や運動等で何ら不自由に感じる事は無いのです。よって医学的にも無くても大丈夫かなー?という位置づけなんです。
長掌筋(ちょうしょうきん)は前腕部前面の中央部を走行する前腕屈筋群の一つです。
長掌筋は上腕骨の内側上顆から起始し、手掌腱膜に停止します。 長掌筋は手首の中央を通過しているため主に手関節の掌屈(屈曲)させる働きに関与しますが、ほんのわずかですが肘関節の屈曲にも関与します。
その他に手掌腱膜を緊張させ重い物を保持したときに手のひらの血管や神経を保護する役目も果たしています。 この筋肉が先天的に欠損する例は比較的多く、その欠損率は約4~13%と言われています。
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