ハイビジョンリマスター版「ウルトラセブン」の放映が進む中、ファンにとっては懐かしさと共に特撮の荒が見える複雑な気持ちになることがあります。特に第48話「史上最大の侵略(前編)」を迎えると、次週は最終話ということで感慨深いものがありますが、同時に当時の特撮技術の限界が露わになる場面も多いです。例えば、セブンの着ぐるみが劣化し、表面にひび割れが生じているのがはっきりと映るシーンなどがそうです。
また、ウルトラ警備隊のユニフォームも長い撮影期間中に傷んでしまっていることが分かります。
アンヌ隊員誕生秘話
当初、アンヌ隊員役には豊浦美子さんがキャスティングされていました。しかし、『クレージーの怪盗ジバコ』のヒロイン役に決まったため、急遽同じ東宝ニューフェイスの菱見百合子さんが抜擢されました。興味深いのは、豊浦さん用に用意されたアンヌのユニフォームが菱見さんには少し小さかったにもかかわらず、リサイズされずにそのまま着用されたことです。このため、彼女のボディラインが強調されることとなり、ファンの間では有名な話となっています。
実は、この抜擢が決まる前から撮影は既に始まっていました。そのため、菱見さんが初めて撮影所に顔を出した時には、既に撮影が進行中でした。ダン役の森次晃嗣さんが撮影から戻り、初めて顔を合わせることになりました。
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