おしどり夫婦として知られていた渡辺徹さんと榊原郁恵さん。しかし、渡辺さんの死後、榊原さんが驚くべき告白をしました。渡辺さんは何度も不倫を繰り返していたというのです。

渡辺徹さんは1961年茨城県生まれ。1980年代には俳優としての地位を確立し、人気を博しました。一方、榊原郁恵さんもアイドルとして活躍し、二人は1987年に結婚しました。

結婚当初は幸せそうな二人でしたが、1993年に渡辺さんの浮気が発覚。浮気相手は27歳のモデルで、週刊誌に暴露されました。渡辺さんは釈明会見を開きましたが、動揺しながらも不倫を否定しました。しかし、その後も2004年には女優との密会が報じられ、さらに榊原さんの知り合いにも手を出していたことが判明しました。

榊原さんはこれらの度重なる不倫に対して激怒し、離婚の危機に直面しました。しかし、離婚しなかった理由には、義母である渡辺さんの母・三子さんの存在が大きかったといいます。三子さんは息子を見捨てないでほしいと懇願し、榊原さんはその願いを受け入れました。また、榊原さんは父親を早くに亡くしており、三子さんを自分の母親のように大切にしていたのです。

渡辺さんの浮気が発覚するたびに、榊原さんは謝罪の印として高級車やバッグなどをプレゼントされていたといいます。これが夫婦間の暗黙のルールとなり、浮気を蒸し返さないという取り決めができていたのです。

このような背景から、榊原さんは渡辺さんとの結婚生活を続けることができたのかもしれません。渡辺さんは2022年11月28日に61歳で亡くなりましたが、その後も榊原さんの心には渡辺さんへの複雑な感情が残っていることでしょう。

この驚くべき告白に、世間は大きな衝撃を受けました。おしどり夫婦として知られていた二人の裏には、こんなにも複雑な事情があったのです。これからも榊原さんの心の内を聞く機会があるかもしれませんが、彼女がどのようにこの困難を乗り越えていくのか、注目が集まります。