懐かしいですね。マラソン界のスターの存在感は別格だったのだろう。1985年11月13日。九州一周駅伝に、双子の宗兄弟(ともに旭化成)が宮崎代表で4年ぶりに出場し、弟の猛が最終9区を区間新、兄の茂が7区を区間賞で走った。翌14日の西日本スポーツ1面によると、猛が6日目のゴールテープを切ったこの日の宮崎県庁前には、3000人もの観客が集まったという。
なぜ4年ぶりの出場となったのか
昭和時代、日本の陸上競技界は急速に発展し、多くの優れたランナーが誕生していた。その中でも宗兄弟は特に際立った存在だった。
宗兄弟の経歴
宗兄弟は、長距離ランナーとして日本陸上競技界に多大な貢献をしてきた。兄の茂は15回の出場で35回の区間賞を獲得し、弟の猛も16回の出場で27回の区間賞に輝いた。彼らは高校時代からその実力を発揮し、県内一周駅伝や九州一周駅伝での活躍を経て、1971年に宮崎の旭化成に入社した。
高校卒業後の1971年、茂は九州一周駅伝デビューを果たし、翌1972年には猛もデビュー。
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