先日、ある会社の面接を受けた後、不採用の電話を受けた。普通なら不採用通知は郵送で届くと思っていたので、電話での連絡に驚いたが、丁寧に対応しようと心掛けた。
「わかりました。わざわざお電話ありがとうございます」と答えた私に対し、相手は一瞬驚いた様子で「えっ」と声を漏らした。その反応に「?」と思いつつも、会話は終了した。しかし、その後再度電話がかかってきたのだ。
電話の相手は再びその会社の採用担当者だった。「なぜ自ら質問しないのか、本当にその仕事が欲しいのか」といったことを問われた。
「ボランティア活動を提案されるなど、一般的な採用プロセスとは異なるやり方に違和感を覚えた」と主人公は語る。会社側の要求に応えられなかったこともあり、次第にその会社で働くことへの興味が薄れていった。
最終的に、主人公は再び電話をかけ、「今回はご縁がなかったということで」と断りの意思を伝えた。このやり取りから、その会社には働く意欲やガッツが重要視されていることが分かったが、不採用の通知を受けた段階でこれほどのやり取りを求められるとは思わなかった。
「仕事への熱意を示すためにボランティア活動を提案されるなど、一般的な採用プロセスとは異なるやり方に違和感を覚えました」と主人公は振り返る。結局、その会社で働くことに興味を持たなくなった主人公は、不採用通知を受けても特に不満を感じることなく、むしろ解放感さえ覚えたのだ。
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