僕のサーキット相棒は、1970年代のクラシックなポルシェ911。このポルシェでサーキットを駆け抜ける感覚は、最新の車では味わえない独特なものです。クラシックカーの魅力は、そのシンプルさとダイレクトなフィードバック。電子制御がない分、ドライバーの技術がそのまま走りに反映されます。

1970年代のポルシェ911の魅力

まず、この車の魅力はそのエンジン音。エンジンをかけた瞬間に聞こえる空冷エンジンの独特なサウンドは、現代の車では味わえないものです。さらに、ステアリングのフィードバックが非常に豊かで、路面の情報が手に伝わってきます。

これがドライビングの楽しさを倍増させます。

サーキットデビューのきっかけ

40歳を過ぎてから、友人に誘われて初めてサーキットを走ることになりました。初めは緊張しましたが、このポルシェ911ならではのドライビングフィールにすぐに魅了されました。サーキットを走ることで、車との一体感を感じることができ、毎回の走行が新たな発見と挑戦の連続です。

古い車の維持と楽しみ方

この年代の車を維持するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

しかし、それも楽しみの一つです。エンジンオイルの交換や、キャブレターの調整、ブレーキのメンテナンスなど、自分の手で車を触ることで、車への愛着が一層深まります。故障しても、それを修理する過程で車について深く理解できるのも魅力です。

サーキットでのパフォーマンス

最新の車に比べると、スピードや電子制御の面では劣るかもしれませんが、その分、純粋なドライビングスキルが求められます。

コーナーリングの際の微妙なハンドリングや、アクセルワークは、このポルシェ911でしか味わえない特別な体験です。また、軽量なボディと後部エンジン配置のおかげで、コーナリング性能は非常に高く、スピード感を楽しむことができます。

家族と共有する楽しみ

この車は家族全員で楽しむことができます。休日には妻とドライブに出かけ、息子たちも一緒にサーキットを楽しむことがあります。特に、息子たちにはこのポルシェ911の魅力を理解してもらいたいと思っています。この車を通じて、車の楽しさやドライビングの喜びを次世代に伝えていきたいです。

40歳を過ぎてからのサーキットデビューは、新たな挑戦でしたが、このポルシェ911と共に走ることで、毎日が新鮮で刺激的なものとなりました。古い車には、新しい車にはない独特の魅力と楽しみが詰まっています。このポルシェ911と共に、これからもサーキットを駆け抜け、車の魅力を存分に楽しみたいと思います。