俳優でタレントの渡辺徹さんが2022年11月28日、敗血症のため都内の病院で亡くなりました。同年61歳でした。茨城県出身で所属した文学座によると、11月20日に発熱と腹痛などの症状が出たため、都内の病院で検査を受け、壊死性胃腸炎と診断され入院。
その後、敗血症と診断され治療を受けていたのですが回復せず、亡くなったといいます。
渡辺さんの半生は病気との戦いでもありました。1981年に「太陽にほえろ!」でデビューした際、61キロだった体重は、榊原郁恵さんと挙式した1987年には110キロに増加。
TBSの料理番組「料理天国」にレギュラー出演し、豪華な料理を毎回食べていたことが体重増加の原因とされています。
2012年4月、公演先で足が動かなくなり、舞台を降板。冠動脈の硬化による虚血性心疾患と診断され、心臓の冠動脈が完全に詰まっていたと言います。復帰会見では体重が79キロに減少し、榊原さんが喜んでいると語っていました。
しかし、2016年からは腎機能の低下で人工透析を受けるように。2018年4月には大動脈弁狭窄症と診断され、心臓からの血液の出口の弁が固くなり、開きにくくなる病気で命に関わるとされています。
入院中には家族に見守られながら還暦を迎え、赤いパンツをプレゼントされたことを嬉しそうに語っていました。
渡辺徹さんの息子であるタレントの渡辺裕太さんは、父徹さんの納骨がまだ行われていないと明かしました。
その理由は母榊原郁恵さんが「お父さんにまだ近くにいてほしい」という意向からだと言います。
徹子の部屋に出演した裕太さんは、父徹さんが亡くなった直後から母郁恵さんが一番落ち込んでいたと語り、母の希望で喪主を務めた経緯を明かしました。
また、郁恵さんは毎日仏壇に手を合わせており、亡き夫を偲んでいる様子が伺えます。
渡辺徹さんの亡くなった2022年11月28日、わずか数日の入院生活で敗血症が命を奪いました。家族葬が行われ、郁恵さんは涙ながらも「お父さん、もう制限はないから」と語り、明るく見送った姿が印象的でした。
彼の短い生涯は病との戦いと家族への愛で満ちていたのです。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xXm3FCizDb4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]