2009年、電撃結婚発表で日本中を驚かせたダウンタウン松本人志と元お天気お姉さんの伊原凛。おしどり夫婦として知られていた2人だが、2014年に離婚を発表。その後、表舞台から姿を消していた伊原凛が、10年の時を経て芸能界に電撃復帰を果たした。彼女の復帰は大きな話題となり、その背景には一体何があったのか、世間は様々な憶測を呼んでいる。
伊原凛といえば、かつては人気お天気キャスターとして活躍し、その明るい笑顔と親しみやすいキャラクターで老若男女問わず愛されていた。結婚を機に芸能界を引退した後は、家庭に入り、夫である松本人志を支える日々を送っていたとされる。しかし、2人の間に何があったのか、離婚の真相については当時から様々な憶測が飛び交っていた。一部週刊誌では、松本の多忙によるすれ違いや、価値観の違いなどが原因として報じられていたが、真相は藪の中。2人から具体的な理由は語られることはなかった。
離婚後、表舞台から姿を消した伊原。子育てに専念しているという噂もあったが、その動向は謎に包まれていた。そんな彼女が沈黙を破り、10年ぶりに芸能界復帰を果たしたことは、まさに寝耳に水。復帰作として選んだのは、意外にも舞台女優。しかも、社会派ドラマでシリアスな役どころに挑戦するというから驚きだ。
復帰会見で、伊原は10年のブランクを感じさせない堂々とした姿を見せた。「なぜ今、芸能界復帰を決意したのか?」という記者の質問に対し、彼女は「これまでの人生を振り返り、自分自身と向き合う中で、もう一度表現する仕事に挑戦したいという気持ちが芽生えました。舞台は未経験ですが、自分自身の新たな可能性を信じて、一歩踏み出したいと思っています」
と、力強い眼差しで語った。
彼女の言葉からは、10年間の様々な経験を経て、一回りも二回りも成長した女性の強さが感じられる。かつての可憐なお天気お姉さんの面影はなく、そこには女優“伊原凛”としての決意と覚悟が見て取れた。復帰の理由については多くを語らなかったものの、その表情からは、彼女が大きな決断を下したことがうかがえる。
今回の復帰劇は、単なる話題作りではない。彼女自身の強い意志と、女優としての才能に対する自信の表れだろう。伊原凛という女性の第二章が、今まさに幕を開けようとしている。今後の活躍に期待せずにはいられない。