時代劇ドラマ『子連れ狼』の大五郎役を演じ、一躍大人気となった西川和孝さんの転落人生についてご紹介します。彼は天才子役として脚光を浴びましたが、その後の人生は一転し、殺人事件を引き起こし、服役中の現在に至るまでの詳細をお伝えします。

天才子役としての成功

西川和孝さんは、まだたったの5歳で俳優デビューを果たしました。『子連れ狼』で演じた大五郎役は、漫画家小池一夫が描いた原作版大五郎のイメージにぴったりと合致し、その愛くるしい姿と「チー」というセリフで一躍お茶の間の人気者となりました。

その後も子役俳優として数々のドラマ作品に出演し、特撮ドラマ『イナズマンF』や『刑事くん』などでも活躍しました。

芸能界引退と新たな人生のスタート

しかし、大五郎役の印象から抜け出せず、高校卒業と同時に芸能界を引退。その後、渡米し、アメリカで英会話とマリンスポーツを学びました。帰国後は新潟県内のスイミングスクールで水泳指導員として勤務し、同僚の女性と結婚。3人の子供にも恵まれ、スクールの運営を任されるようになり、1995年には地元の市議会議員選挙にも立候補し、初当選を果たしました。

転落の始まり

しかし、ギャンブル好きだった西川さんは、いつしか多額の借金を抱え込むようになり、スクールの運営から外されることに。議会への遅刻や欠席も繰り返し、水商売の女性に入れあげるなど、私生活も荒れていきました。そして、1999年、ついに悲劇的な事件が起こります。

記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください