ゆーポンは、野球道具をこよなく愛する人だ。彼の総額500万円を超える野球道具コレクションを紹介するルームツアーだ。新居に引っ越して以来、関東の生活にも徐々に慣れてきたゆーポンだが、何よりも変わらないのは野球道具への情熱だった。

まず部屋に入って目を引くのは、圧倒的な数のグローブだ。棚にはミズノのキャッチャーミットからエボシールドのプロ仕様のグローブまで、ずらりと並んでいる。それぞれのグローブにはゆーポンの特別な思い出が詰まっている。例えば、彼が社会人リーグで初めて公式戦に出場したときに使ったミズノのグローブ。このグローブは、彼にとって「勝利のグローブ」となり、今でも大切に保管されている。

次に案内されたのは、バットコーナーだ。ここも圧巻だ。公式戦用のバットから練習用のバットまで、50本以上が所狭しと並んでいる。軟式用、硬式用のバットはもちろんのこと、場面に応じて使い分けられる多彩なバットが揃っている。ゆーポンにとって、バットは単なる道具ではなく、試合や練習の際にその日の気分や戦術に合わせて使う、大切なパートナーだった。

その隣には、スパイクがずらりと並んでいるコーナーがある。彼のコレクションには、プロ選手も愛用するフランクリンのスパイクなど、20足以上が揃っている。試合や練習の度に履き替えるゆーポンは、スパイクの状態を常に最良に保つことが重要だと考えていた。そのため、これだけの数を常備しているという。

ゆーポンのコレクションは小物も充実していた。リストバンドやバッティンググローブ、プロテクターなど、彼のこだわりが詰まったアイテムが揃っている。特に、プロ選手が使用するような本格的なモデルを揃えることに情熱を注いでおり、細かいアクセサリー類だけでも50万円以上がかかっていることは驚くべきことだった。

彼のコレクションの総額が500万円を超えると聞いた友人たちは、よく「お前はもう野球ショップを開いた方がいいんじゃないか」

と冗談を言う。しかし、ゆーポンにとってこれらの野球道具はただの道具ではなく、彼の人生の一部であり、思い出そのものだった。それぞれの道具に刻まれた思い出が、彼の野球愛を支え続けているのだ。

部屋全体には、確かに生活感があるが、圧倒的に野球道具が目立つ空間だ。壁一面に整然と並べられたグローブやバット、スパイクが、ゆーポンの生活を見守っているかのようだった。ときどき可愛らしいダンボールでできた机で作業をすることもあるが、どこを見ても野球に囲まれた環境が彼にとっての安らぎだった。

今回のルームツアーでは、彼のこだわりが詰まった野球道具のコレクションを紹介したが、ゆーポンの道具はこれからも増えていくだろう。そして、また新しい道具が加わるたびに、彼はその喜びをみんなに伝えるのだろう。

「これからも、定期的に道具が増えるごとにルームツアーをやっていくつもりです！」と、ゆーポンは笑顔で語る。

次回のルームツアーも、期待しておくべきだ。彼の野球道具への愛情は、まだまだ止まらない。