元通訳の水原一平氏(39歳)が、ギャンブルに関するスキャンダルで世間を騒がせている。この件は、3月17日に大谷翔平選手(29歳)が滞在していたソウルの五つ星ホテル前でファンと撮影した、水原氏の虚ろな表情の写真から始まる。当時、大谷選手は水原氏の違法賭博問題について知らされていなかった。
この騒動は、3月18日にMLBコミッショナーのロブ・マンフレッドが韓国に到着し、大谷選手に何かが起こっていることを初めて告げたことで表面化した。その2日後、水原氏はESPNに対し、自身のギャンブルの借金を大谷選手が肩代わりしたと語った。この告白の後、水原氏はチームミーティングでギャンブル依存を公にし、謝罪した。その夜、大谷選手はホテルで初めてこの問題の全容を水原氏から聞かされた。
事件がさらに進展し、3月21日にドジャースは水原氏を解雇。水原氏はその後、再びESPNのインタビューに応じ、「ウソをついていた」と述べた。これらの出来事は、水原氏にとって一週間で天国から地獄へと転落する激動の体験となった。
当時、水原氏と写真を撮影したファンは、彼が日本からの訪問者に対して丁寧に応対し、ツーショットの撮影にも快く応じたことを語っている。しかし、別のファンは水原氏の心ここにあらずという様子を目撃し、彼が携帯で「大丈夫、大丈夫」と繰り返していたことを不安に感じていた。
現在、水原氏は公に姿を見せておらず、一部報道によると音信不通状態にあるという。彼のインスタグラムには心配や励ましのコメントが増え続けており、多くの人々が彼の安否について気にかけている。