元AKB48メンバー、板野友美の妹でありタレントとして活動する板野成美が、テレビ朝日のバラエティ番組「ロンドンハーツ」に出演し、自身のキャリアと今後の展望について語った。番組では、コロコロチキチキペッパーズのナダルが「タレント進路相談」というコーナーで、タレントたちからの相談に乗る形式を取っている。この中で板野成美は、デビュー当初の苦労を明かした。具体的には、彼女が「成美」という名義で活動を始めた当初、2年間でわずか3つの仕事しか得られなかったという。
活動初期の難航を乗り越えるために、板野は名前を「板野成美」に変更し、自らが板野友美の妹であることを公にした。この戦略転換に加えて、姉がプロデュースするアイドルユニットに参加するなど、積極的に姉の名声を活用していく方針を採った。
成美は女優業にも熱心で、姉のサポートに頼りながらも、自分自身の力で成功を収めたいという強い意志を持っている。彼女はナダルに対し、今後どのようにキャリアを築いていけばよいか相談した。ナダルは成美がデビューしてから既に5年が経過していること、そして彼女の危機感の欠如を指摘しながら、今後半年間は特に頑張るようアドバイスした。さらに、姉の夫であるヤクルトスワローズの高橋投手の繋がりも活用することを勧めた。
番組内では、他のタレントからもアイデアやアドバイスが寄せられた。例えば、田村淳は成美が高橋投手の実妹とアイドルユニットを組むことを提案し、バイきんぐの小峠英二は「コネコネCLUB」というアイデアを出していた。成美はこれらの提案に対して遠慮がちな態度を見せていたものの、自身のキャリアを積極的に築き上げていく姿勢を垣間見せている。