大谷選手は3月24日の韓国での開幕戦後、クラブハウスで水原氏から驚くべき告白を受けました。水原氏はギャンブル依存症で多額の借金を抱えており、大谷選手の銀行口座から約6億7500万円を盗んでいたのです。
大谷選手はこの事実を知ると、すぐに行動を起こしました。ソウルのホテルで水原氏と直接会い、事情を聞いたところ、水原氏は違法賭博による借金のために大谷選手の預金を盗んだことを認めました。さらに、罪を逃れるために大谷選手に借金を肩代わりしてほしいと頼みましたが、大谷選手はこの提案を拒否。
この出来事の直後、球団は水原氏を解雇し、水原氏はロサンゼルスに戻りました。米国の捜査当局と接触し、捜査に協力する姿勢を見せましたが、詳細は明らかになっていません。大谷選手もこの件について声明を出し、水原氏が嘘をついていたことや口裏合わせの依頼について触れていました。
ネット上では、大谷選手の冷静な対応に対する賞賛の声が多く上がりました。一方で、水原容疑者は大谷選手の口座から違法賭博業者に多額の送金を行ったとして、米司法省に銀行詐欺の容疑で訴追されました。その金額は当初報道されていた6億8000万円をはるかに超える約14億5000万円にも上り、掛け金の総額は約298億円、損失額は約62億円に達します。
もし有罪判決が下れば、水原容疑者は最高で30年の刑務所生活を送ることになります。かつてアメリカの刑務所で10年以上過ごした経験を持つ元囚人の証言を交えながら、水原容疑者が直面するであろう過酷な現実について探ります。
収容される刑務所
ロサンゼルスにある「トミノアイランド」という刑務所が収容先として予測されています。ここは家族が面会に行きやすい場所であり、水原容疑者の父親がカリフォルニア州でお店を経営していることから、この刑務所に収容される可能性が高いとされています。
トミノアイランドは一見すると厳しくない環境に見えますが、実際には違います。特に、水原容疑者のようにスーパースターを裏切ったと認識されれば、相当ないじめを受けるでしょう。特に脅威となるのがメキシコ系ギャングの存在です。彼らはドジャースの熱狂的なファンであり、大谷選手を裏切った水原容疑者は彼らの標的になる可能性が高いのです。
刑務所内の現実
元囚人によると、刑務所内では野球やバスケットボールの賭博が横行しており、ギャンブル依存症の水原容疑者にとっては誘惑に負けてしまう可能性が高いと指摘されています。刑務所内では、チョコレートやアイスクリームといった嗜好品もIDカードで購入するシステムになっており、現金の取引はありません。しかし、賭博で負けた場合の支払いは厳しく、支払えなければ命を狙われることもあります。
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