大谷翔平選手が会見、水原一平通訳の違法スポーツ賭博問題への関与を完全否定。現在の心境も語る。動画あり
2024/03/28

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『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手(29)が日本時間26日に、元専属通訳・水原一平さん(39)の違法スポーツ賭博問題に初言及し、違法賭博などへの関与を完全否定したほか、水原通訳が関係者全員にウソをつきだましていたと語りました。

大谷翔平選手は、古巣『ロサンゼルス・エンゼルス』との試合前に、かつて現『デトロイト・タイガース』の前田健太投手(35)がドジャース時代に通訳を務めた、球団職員のウィル・アイアトンさん(35)と同伴で声明を発表しました。

大谷翔平選手は会見冒頭で、「僕自身も、信頼していた方の過ちというのは悲しくショックですし、今はそういう風に感じています。」と現在の心境を明かした上で、水原一平通訳の問題に関する一連の経緯を説明し、今回の会見は、連邦政府やメジャーリーグ機構がこの問題を調査中ということで、質疑応答無しで声明を出すのみの形となっていました。

<↓の画像は、水原一平通訳と大谷翔平選手の写真>

まず大谷翔平選手は、「僕自身は、何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、それを頼んだりということもないですし、僕の口座からブックメーカー(賭け業者)に対して、誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません。

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数日前まで、彼がそういうことをしていたというのも全く知りませんでした。結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆に嘘をついていたというのが結論。」と、自身の違法スポーツ賭博への関与を完全否定し、さらに違法なブックメーカーへの送金手続きにも関与しておらず、水原一平通訳が勝手に自身の借金を返済するために、大谷選手の口座を使って送金をしたとしています。

送金問題を大谷翔平選手が把握したのは、韓国に滞在していた先週末とし、「僕の代理人に対してメディア(スポーツ専門局『ESPN』)の方から、違法ブックメーカーに僕が関与しているのではないかという連絡がありました。一平さんは、こういった取材の依頼があるということを僕に話していなかったし、僕の方にそういった連絡は来ていなかった。まず初めに、一平さんは代理人に一平さんにではなく、『某友人の肩代わりの借金として支払った』と、僕の代理人を含めみんなに話していた。その翌日の尋問で、一平さんは僕の代理人に対して、『借金は自分のもの』、一平さん自身が作ったものだということを説明した。それを僕が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話した。そして、これら全てが全くのウソだったということです。」と説明しています。

続けて、「一平さんは(ESPNからの)取材依頼のことも、その時に僕には伝えていなかったですし、代理人やチームの人たちに対しても『僕はすでに彼(大谷選手)と話して、コミュニケーションを取っていた』とウソをついていました。

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」としています。

大谷翔平選手が水原一平通訳のギャンブル問題を初めて知ったのは、20日に行われた開幕戦終了後のチームミーティングの時といい、「そのミーティングで彼(水原通訳)は全部英語で話し、僕に通訳は付いていなかったので完全には理解できていなかった。なんとなくこういう内容だろうなというのは理解はできていたが、なんとなく違和感をその時に感じていた。その時に彼は僕に対して『ホテルに帰った後で、より詳しいことを2人で話したいので、今は待ってくれ』という風に言っていたので、ホテルまで待つことにした。」と説明しています。

大谷翔平選手はこの時点で、水原一平通訳が「ギャンブル依存症」であることは全く把握しておらず、多額の借金を背負っていることも知らなかったとした上で、「僕は、彼の借金返済に同意してませんし、ブックメーカーに対して彼に送金してくれと頼んだことも許可したことはない」としています。

そして、開幕戦終了後にホテルへ戻った後に水原一平通訳と話し、「彼に巨額の借金があることをその時知りました。彼は私に、僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していた、ということを僕に伝えました。で、僕はやっぱりこれはおかしいなと思い、代理人たちを呼んで話し合いをした。僕の代理人も彼にウソをつかれていたということを初めて知り、すぐにドジャース側と弁護士の人たちに連絡した。ドジャース側も代理人たちもウソをつかれていたということを知った。

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そして、弁護士の人たちは『これは窃盗と詐欺なので、警察当局に引き渡す』という報告をその時にした。」と、水原一平通訳は関係者全員をだましていたとしています。

おおまかな経緯を説明した大谷翔平選手は、「正直、ショックという言葉が正しいとは思わないですが、それ以上に上手く言葉には表せないような感覚でこの1週間ぐらいを過ごしてきた。ただ、シーズンも本格的にスタートするので、ここからは弁護士の方々にお任せし、僕自身も警察当局に全面的に協力したいと思っています。気持ちを切り替えるのは難しいですが、シーズンに向けてまたスタートしたいです。これが今お話できる全てなので質疑応答はしませんが、これから更に進んでいくと思います。」と語っていました。

その際に水原一平通訳は、違法なものだとは知らなかったとしつつ、野球以外のスポーツ賭博をしていたことを明かし、2022年末時点で借金が100万ドル(約1億5,000万円)にまで膨らんでいたと説明しています。

その当時、所属していたエンゼルスから得ていた年俸は8.5万ドル(約1,275万円)で、家族や友人等からもお金を借りていたものの、「兄弟」と表現するほど多くの時間を過ごしていた大谷翔平選手には伝えていなかったといいます。

しかし、2023年初めには借金が400万ドル(約6億円)にまで増え、首が回らなくなったことから、大谷翔平選手にギャンブルで多額の借金を抱えていることを打ち明けたといい、それに対して大谷選手は快く思っていなかったものの、水原一平通訳を助けると言ってくれたとしています。

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ただ、水原一平通訳は借金元が違法なブックメーカーだとは伝えておらず、大谷翔平選手には「借金を返すために電信を送る必要がある」と話しただけで、大谷選手からも違法なものなのではとも聞かれず、2人で大谷選手のパソコンから銀行口座にログインし、数ヶ月にわたって計8~9回にわたり、50万ドル(約7,500万円)ずつ送金したと説明していました。

水原一平通訳は唯一受けた取材でこのように事の経緯を説明していたのですが、翌日になって大谷翔平選手の広報担当がESPNに対して、インタビュー取材の内容を記事化しないよう求め、そして大谷選手サイドはインタビューで語った内容を完全否定し、弁護士が「翔平氏が大規模な窃盗の被害にあっていることが判明し、当局に問題を引き渡している」との声明を発表しました。

水原一平通訳もその後ESPNの取材に、「嘘をついていた」「翔平は私のギャンブル行為や借金、その返済について何も知らなかった」と、インタビューで話した内容は全てウソだったと前言撤回しました。

もし水原一平通訳が、大谷翔平選手の銀行口座のログイン情報などを知っていたとしても、2段階認証などが必要だったり、予め設定された限度額を超える送金を行う際には、口座保有者が身分証明証の提示や書類作成を行う必要があり、そして複数回にわたって大金を送金していたにも関わらず、大谷翔平選手らが全く気づいていなかったというのは疑問に感じますし、水原通訳が最初のインタビューで語った内容を撤回したのも非常に気になる部分です。

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