9月に入っても依然として暑さが続くこの時期、海の中でもその影響が顕著に現れています。海水温は高く、魚たちの活性は落ち気味で、釣り人にとってはなかなか思うように釣果が上がらない季節。しかし、そんな中でも確実に釣れる魚が存在します。その名は「カンパチ」。暑さに強いこの魚を狙えば、釣り初心者やファミリーフィッシングにも最適な秋のターゲットになるのです。今回は、カンパチの魅力と、釣りのポイントを深掘りしていきます。
カンパチは、ブリやヒラマサと並ぶ「青物御三家」の一角を担う大型の魚です。そのため、釣り人たちの間でも非常に人気が高く、釣り上げた時の引きの強さは格別です。特に秋は、海水温が高い状態でも活性を保ちやすい特徴を持っており、この時期に狙うには最適なターゲットとなります。
通常、魚たちは海水温が高いと活性が低下し、餌を食べる気がなくなることが多いのですが、カンパチはその高水温に強く、むしろ食欲旺盛に動き回ります。高水温の影響で他の魚が動きづらい中、カンパチはむしろ活発に餌を求めているのです。この特性をうまく活用すれば、釣りのチャンスを逃すことはありません。
カンパチはその体形が非常に美しく、強靭な体力を誇ります。
また、カンパチは非常に好奇心旺盛で、餌に対して積極的にアタックします。特に、アジやサバ、イワシなどの小魚を好んで捕食するため、これらを餌にした仕掛けが有効です。
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