現在の日本女子陸上界では、若きエースとして注目を集めている二人の選手、久保凛選手とドルーリー朱瑛里選手が話題となっています。同世代でありながら、それぞれ異なる種目で輝きを放つ彼女たちの存在は、多くのファンを魅了してやみません。
2024年6月13日から16日にかけて大阪市ヤンマースタジアムで行われた近畿地区大会。この大会で、久保凛選手は女子1500mに出場し、見事な走りを披露しました。スタート直後の接触トラブルにもかかわらず、冷静にレースを進めた久保選手は、終盤に向けてペースを上げ、4分19秒11という素晴らしいタイムで優勝を果たしました。このタイムは、5月に大阪府大会で記録した自己ベストをさらに更新するものです。
久保選手は「大阪府高校記録の4分17秒28の更新を狙っていましたが、そこにはまだ届かず。でもレース展開としては狙い通りだったので、納得しています」とコメントしています。彼女の目標は1500mでの入賞だけでなく、将来的には4分10秒切りを目指すという高い目標を掲げています。
また、久保選手は1500mだけでなく800mでも活躍しており、昨年のインターハイでは800mで優勝を果たしています。今年の目標は、800mでの高校記録更新。彼女の成長はとどまることを知らず、次のステップとしてシニア選手たちとの対決を視野に入れています。
一方で、同じく注目を集めるドルーリー朱瑛里選手もまた、強力なライバルとして久保選手に挑んでいます。2024年6月14日に鳥取市で行われた中国高校総体で、ドルーリー選手は女子1500mで2位に輝きました。彼女は4分16秒91という素晴らしいタイムを記録し、昨年に続いて全国高校総体の切符を手にしました。
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