テレビドラマの中には、その衝撃的な内容や描写から再放送が難しいとされる作品が少なくありません。今回は、その中でも特に衝撃的で、再放送が絶対に不可能とされている禁断のドラマ3選をネタバレ込みで紹介していきます。それぞれの作品は、放送当時は多くの話題を集め、視聴者に強いインパクトを残しましたが、その後の社会的な変化やコンプライアンスの問題などで、現在では見ることが難しいものばかりです。
まず紹介するのは、1993年にフジテレビで放送された『悪魔のキス』です。このドラマは、バブル時代の裏側を描いた問題作で、夜9時という時間帯にもかかわらず、過激な内容が多く含まれていました。
物語は、静岡出身の幼馴染3人がそれぞれ上京し、再会したところから始まります。しかし、彼女たちは次第に借金や宗教、政治の闇に飲み込まれ、人生が狂っていきます。その中でも、特に衝撃的だったのは、主人公の一人であるミサオ(奥山佳恵)が、尊敬する絵本作家の先生に裏切られ、昏睡状態で襲われるシーン。このリアルすぎる描写が、再放送不可能の大きな理由とされています。
さらに、他の主人公たちも借金地獄や宗教に絡むトラブルで次々と崩壊していく様子が描かれ、視聴者を引きつけた一方で、その過激さから問題視されました。
次に紹介するのは、1995年に放送された『家なき子2』です。このドラマは、安達祐実さん演じる主人公・鈴の波乱万丈な人生を描いた作品で、第一作目の成功を受けて続編が制作されましたが、その内容はさらに過激なものとなりました。
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