平成の幕が閉じる約3ヶ月前、ネット上で一枚の新幹線の切符が注目を浴びました。この切符は、平成という時代の終わりと新たな時代の始まりを記念するため、特別な旅を企画した一人の鉄道ファンによって投稿されたものです。「平成」が終わりを告げ、新しい元号へと移り変わるこの時期に、多くの人がさまざまな憶測を交わしながら、それぞれの「平成最後の思い出」を作ろうとしています。
その中で、TwitterユーザーのCR埼京線さんは、自分にとって意味深い鉄道旅行を計画し、その旅の記念となる切符の写真を投稿しました。
切符には「昭和」→「平成」という表記がされており、神奈川県の昭和駅から熊本県の平成駅への旅を象徴しています。もともとは大阪府の大正駅からも経由したかったそうですが、予算と時間の都合上、その夢は叶わなかったようです。しかし、将来的に新しい元号の駅名が登場したら、再び時代の移り変わりを旅で体感したいと考えています。このようにして、一枚の切符が、多くの人々に平成という時代の終わりを改めて意識させるきっかけとなったのです。