私が初めて手に入れた新車、それは昭和50年式のTOYOTAカリーナHT1600 GTでした。若き日の私は、車への情熱に溢れ、無免許というリスクを顧みずにカスタマイズを重ねていきました。
「無免許でHONDA N360ツーリング、フロンテ360SSを買いました」。この一言が、私の車との関わりの始まりでした。周囲の誰もが驚くような選択でしたが、私にはその衝動を抑えることができなかったのです。若さゆえの無謀さがあったとしても、憧れの車を手に入れる瞬間の高揚感は何ものにも代えがたいものでした。
カリーナHT1600 GTは、当時としては高性能な2TGエンジンを搭載しており、115psを誇る力強い走りが魅力です。エンジンの力強さは、私を惹きつけてやみませんでした。車両のフロントグリルを改造して2灯式にし、フロントスポイラーを取り付け、さらにリアウイングを装着するなど、私のカスタマイズは留まるところを知りませんでした。
特に印象深いのは、スピードスターMK IIIに6連ラッパを取り付けたことです。このパーツは、見た目だけでなく音にもこだわったもので、運転するたびに周囲の視線を集めました。
車のカスタマイズは、私にとって単なる趣味ではなく、自己表現の一部でした。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.facebook.com/groups/242658989258452/permalink/2444637792393883/?sfnsn=mo&ref=share,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]