記事
画像集
【光る君へ】紫式部唯一の子・藤原賢子の子孫解説 彼女が後世に紫式部の血脈を伝えていく!?現代皇室へ続く華麗なる流れ
2024/08/12

紫式部、あの時代を超えて愛され続ける『源氏物語』の作者として広く知られていますが、彼女には一人の娘がいました。その娘、藤原賢子、またの名を「第ニの三味」として知られています。今回は、紫式部の唯一の子供である藤原賢子が、どのようにして後世にその血脈を伝え、現代にまで続く華麗なる流れを形成していったのかを解説します。

藤原賢子の誕生と幼少期

藤原賢子、通称「第ニの三味」は、999年頃に紫式部と藤原信孝の間に生まれました。彼女の誕生は、平安時代の貴族社会において非常に注目されるものでした。紫式部が藤原信孝との婚姻生活を送っていたのは短い期間でしたが、賢子が生まれたことにより、二人の結びつきは強固なものとなりました。

残念ながら、賢子がまだ幼い頃に、父である藤原信孝は疫病によりこの世を去りました。その後、賢子は母親である紫式部とともに、貴族社会の中で育てられていくことになります。

結婚と新たな血脈の始まり

賢子が成人すると、彼女は藤原道長の次男である藤原金高と結婚しました。この結婚は、平安時代の貴族社会において非常に重要なものでした。藤原金高は、その出自や地位から見ても、賢子との婚姻は非常に栄誉あるものだったと言えます。

二人の間には、一女が生まれました。この娘は、賢子と金高の血を引く唯一の子供であり、この娘を通じて紫式部の血脈が後世に伝わることになります。

しかし、なぜか賢子と金高の婚姻は長続きせず、二人は別れることになります。

再婚とさらなる繁栄

その後、賢子は高階成明と再婚しました。成明は、高階家の出身で、貴族社会においても高い地位を持っていました。賢子と成明の間には数人の子供が生まれ、その中でも特に高階為家が注目されます。為家は、平安時代後期においても重要な役割を果たし、その子孫たちは多方面で活躍しました。

記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください

紫式部が源氏物語と漢文で彰子を後押しする 彰子が真の妻になるまで【光る君へ】
2024/09/17
「光る君へ」 第36回 道長の目論見は着々と進み…彰子の出産でまひろは…大河ドラマ、あらすじ予想・ネタバレ
2024/09/17
【光る君へ】35回ネタバレ「中宮の涙」まひろと道長の関係と彰子の恋心
2024/09/12
紫式部と一番仲が良かった薄幸の美人姉妹 大納言の君 小少将の君の生涯 【光る君へ】
2024/09/03
【小学生でもわかる】源氏物語の作者・紫式部はどんな人で何をした人なのか?生涯をわかりやすく解説!大河ドラマ『光る君へ』は吉高由里子演じる紫式部が主人公。実際は清少納言と接点なし⁈藤原公任との関係とは⁉
2024/08/25
詮子 四十の賀の真相 明子の子が絶対に勝ってはいけなかった兄弟対決【光る君へ】
2024/08/20
倫子から明子 紫式部まで厳格に区別される 藤原道長 7人の妻のその後【光る君へ】
2024/08/16
藤原彰子の生涯 道長と時には対立しながら摂関政治の全盛期を築き上げる【光る君へ】
2024/08/16
藤原道長|紫式部を利用した?!貴族の頂点に君臨した史上最恐の支配者【光る君へ】
2024/08/16