オーストラリアのコアラ保護団体である『KOALA RESCUE Inc』がSNSに投稿した動画が世界中で話題となっています。この動画は、オーストラリア南部のアデレード・ヒルズで発見された一組のコアラについてのものです。通報を受けて駆けつけたスタッフが到着すると、メスコアラは既に亡くなっており、その隣にはオスコアラが亡骸に寄り添っている様子がありました。オスコアラはメスコアラを見詰め、空を見上げた後、亡骸を抱き締める姿が撮影され、感動を呼び起こしました。このような行動は、コアラが基本的に単独行動であり、つがいになることが珍しいと言われています。オーストラリアでは、’19年から’20年にかけて発生した過去最大規模の森林火災で約4万匹のコアラが死亡し、今も多くのコアラが絶滅の危機にさらされています。投稿された動画には約1万3000件のコメントが寄せられ、多くの人々がこの感動的なシーンに共感を示しています。オスコアラが再び幸せになれることを願う声や、動物も感情を持っているという意見が多く見られ、涙を誘うメッセージも寄せられました。この純粋な行動は、多くの人々に感動と同時に、コアラたちへの保護と支援の必要性を強く訴えるものとなっています。
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