2021年、モデル・タレントのマリエがインスタライブで15年前に受けた性接待の強要を告発した事件は、当時大きな波紋を呼びながらも、世間の関心はすぐに薄れてしまいました。しかし、2023年、ダウンタウンの松本仁が性的トラブルで活動休止となったことで、マリエの告発内容と酷似している点が多いとして、再び注目を集めています。
2021年4月、マリエはインスタライブで、15年前に元タレントの島田紳助氏から性接待を強要されたと告白しました。その場に居合わせた出川哲朗や他の芸人たちも、マリエを煽るような態度をとっていたと証言しています。この告発は、芸能界における権力構造や性被害の問題を浮き彫りにしましたが、当時は事務所側からの否定やマリエへの誹謗中傷が相次ぎ、うやむやのまま幕引きとなりました。
2023年、松本仁が複数の女性から性的トラブルを告発され、活動休止に追い込まれました。この問題は、マリエの告発内容と酷似している点が多く、15年前の出来事が再評価されるきっかけとなりました。松本自身も、過去にテレビ番組で出川哲朗をいじり、マリエの告発を軽視するような態度をとっていたことが指摘されています。
マリエの告発は、15年前の出来事でありながら、現在の芸能界における性被害の問題と深く関わっています。松本仁の問題を機に、マリエの告発が再評価され、彼女の勇気ある行動が報われることを願うばかりです。また、芸能界における権力構造や性被害の問題を根絶するためには、社会全体で取り組む必要があるでしょう。